英語のスペルを系統的に一気覚え&正しく書けるようになる方法

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学校の定期テストの採点でスペリングのチェックが厳しすぎるのはどうなんでしょう?と長い間思ってきました。

ワードで文章を書くときは自動でスペリングチェックしてくれるし、スマホで英語入力するときも予想してくれて候補の単語を表示してくれます。Grammarlyという便利なツールを使えば、簡単に校正できます。

とはいっても特に学生の間は、まだまだ手書きで書く機会やテストが多いです。間違ったスペルより正しいスペルの方が、当然読み手もストレスがないです。

今回の記事では、フォニックスの基本はマスターしている人向けに正しいスペルで単語を書けるようになる方法を紹介していきます。

ここでのフォニックスの基本とは、26文字の音はわかっていて、3文字単語(cat, bedなど)は読めて書けることを指します。

また少なくとも1ページ2、3行の簡単な本を自力読みできるレベルになっていた方が、ネイティブの小学1年生のリストにストレスなく取りかかれます。

英語のスペルを系統的に一気に覚えて、正しく書く

読むと書くはつながっていますが、イコールではないと感じませんか?例えば漢字。読めるのに書けない。ぽわっとイメージはあるのだけど、いざ書こうとすると正しく書けない。

英語の本も音読できるけど、そこに出てきた単語を正しいスペルで書くのはまた別の話だったりします。

漢字はへんとつくりを意識したら覚えやすいです。それと似たやり方でスペルも覚えるとやりやすそうですね。

最近、100マス計算で有名な陰山先生がその学年でならう全漢字を一気に覚えて、その後徹底反復するといいと言われていることを知りました。

その辺りを英語にもアレンジできないかな?と考えました。息子は4年生ですが、ネイティブ3年生の単語スペリング総復習から始めました。GW中の6日間で終えて、一枚皮がむけたようです。

ステップ1:ネイティブの小学生が使うリストを手に入れる

こちらのリンクから無料で各学年のスペリングのリストが手に入ります。繰り返し書き込めるようなワークシートも無料で手に入りますが、一気にすませたいのでPDFのリストだけ使いました。Grade1のリストPDFはこちらから

こちらのリストがいいのは、すっきりして見やすいのがまず一つです。また接尾辞や短縮形などスペルのカテゴリーごとに作られているので系統的に学習できます。Grade1のリストに関しては基本的なサイトワードが多くあります。しかも無料がうれしいです。

下の写真はGrade3の6枚目になります。1週間で16個の単語を覚える構成になっていて、全部で36週間です。1枚に6週間分の単語が書いてあるので、全部で6枚あります。

単語の総数は576個です。一日1枚をこなして6日間で総復習が完成になります。

ステップ2:リストの単語を発音する

読みが正しくできれば、書けるようになるのは早いです。もし読めなければ、上に書いてあるポイントを確認して再度トライします。

例えば写真のWeek31で言うと、接尾辞の-able, -ablyの発音をチェックします。そしてフォニックスの知識も動員しながら、一つ一つの単語をていねいに発音します。

丁寧に発音できたら、リズムよくスムーズに発音できるようにします。スマホのストップウォッチ機能を使って時間を計って、モチベーションをアップさせてもいいでしょう。

ステップ3:意味がわからない単語は調べる

このスペリングリストはアカデミックな単語も最後の方に含まれています。例えばWeek35には、government政府、federal連邦の、state州があります。

意味がわからない単語は辞書などを使って確認します。スペリングの勉強だけしたい!という場合は、アカデミックな単語は抜かしていいです。

ステップ4:ポイントとなるスペルや間違えそうなスペルに印をつける

Week31では接尾辞の-able, -ablyがポイントなので、赤ペンやマーカーで目立たせます。他にもerasableのsはcと間違えやすいので、sにチェックを入れます。

スペリングの勉強を進めていくと、だんだん自分の苦手なところ、間違えやすいところが見えてきます。そういうところに色を加えて視覚的に印象づけていきます。

私の英語教室では英単語でポンという教材を使っています。生徒がこの教材の単語のスペリングを覚える時も難しいスペルに色を加えさせます。色を加えたスペルを意識させながら書いて覚えるように指導しています。

英単語でポン!

毎週スペリングテストをしますが、このやり方を始めてから毎回9割は正解するので効果があると思います。

ステップ5:難しいと思う単語をノートに書く

印をつけたぐらいでは書けなさそうな単語はノートに書いていきます。書く回数は特に決めず、もうかけそうだと思ったところでやめます。

ステップ6:テスト

一週分づつ取り組んでいくので、テストも1週分します。親子で取り組んでいる場合は、お母さんかお父さんが読み上げて、子どもがノートに書くテストにすればいいです。

完全に自学学習なら、読み上げ機能を使ってもいいし、スマホのボイスメモ機能で自分で録音してもいいでしょう。

ステップ7:答え合わせ&やり直し

答え合わせをして間違えた単語を数回書いて覚えなおします。息子には3回書かせるようにしていました。

ステップ8:テストー答え合わせーやり直しを繰り返す

一学年分が一通り終わったら、反復することにより定着させます。

まとめ

系統的に一気に覚える、なかなか達成感があるし、覚醒した感じがあります。Grade3が定着したら、つぎにGrade4に取りかかろうと思います。一気にやるなら夏休みかな?と思っています。

オーストラリアの小学校では毎週月曜日にリストが渡され、金曜日にテストでした。テストではリストの単語だけでなく、ポイントがわかっていれば書けるような+αの単語も出されていました。

毎週取り組むのもアリだと思いますが、息子と相談しながら決めていこうと思います。皆さまの参考になると幸いです★

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