英語育児でルー語はOK?日本語と英語を混ぜることについて

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1990年代にブレークしたルー大柴さん。英語と日本語を混ぜるルー語が有名です。トゥギャザーしようぜ!なんてクスッと笑えます。私自身が好きだったかはコメントを控えますが(笑)、ハマった人は多かったのだと思います。

英語育児では親は日本語と英語を混ぜて子どもに話しかけていいのでしょうか?子どもは日本語と英語を混ぜて発話していいのでしょうか?

結論から書くと混ぜてOKです。でも注意することはあります。英語習得が目的だと、ルー語の使い方で親がいつも子どもに話しかけるのはあまりおすすめできません。(ルー語を否定している訳ではありません。)

その言語の単語や表現を使わないと伝わりにくい時を除いて、少なくとも文単位で言語は統一した方がいいでしょう。1つの文で2言語は使わないということです。理由は記事本文を読んでくださいね。

ママ・パパが英語・日本語を混ぜて子どもに語りかけること

自分は英語が苦手だけど子どもには英語ができるようになって欲しい。そう思うママは多いのではないでしょうか?

日本では幼児向けの英語教材メインで英語育児をしている方が多いです。しかしお母さんの声が聞ける語りかけも大事と思い始めている人が増えています。でも英語でずっと子どもに話しかけるなんて無理ですよね?

一人の親がずっと1つの言語で子どもに話しかけるOPOL (One Person/Parent, One Language)という有名なバイリンガルを育てるメソッドがあります。

お母さんが日本人、お父さんがアメリカ人の家庭を例にあげます。お母さんはずっと日本語を話し、英語で子どもに話しかけることはありません。お父さんはずっと英語を話し、日本語で子どもに話しかけることはありません。

このやり方は子どもを混乱させないと言われてきました。しかしデメリットもあります。また日本で日本人の親がバイリンガルを育てるには現実的な方法ではありません。

関連記事:バイリンガル育児4メソッド|ベストな英語育児方法は?

バイリンガル・マルチリンガルを育てたい親は世界中にいます。そんなママ・パパに一番使われているのが言語を混ぜるバイリンガルメソッドです。一番始めやすく続けやすいからです。

私は息子にこの方法でバイリンガル育児をしました。最初にしゃべった言葉は日本語ではなく英語でした。2歳までは英語が先行していました。今では日本語の方ができて国語は得意です。

親の語りかけでは英語のインプットとしては少ないので、動画や読み聞かせ、かけ流しなどで量を確保していきます。

1文には英語&日本語を混ぜない

学校の英語の授業でSVOとかSVOOとか習った人も多いと思います。Sが主語でVが動詞ですね。

英語の場合、動詞が主語の後に来ます。日本語の場合、基本的に動詞は文の最後に来るSOVになります。これは大きな違いです。

動詞が文の最後に来てSOV語順の言語は、他に韓国語、ヒンディー語、ラテン語などがあります。英語と同じくSVOを取るのは中国語、フランス語、イタリア語、ロシア語などがあります。

英語を聞くとき、話す時、日本語に(から)訳す時間はないとよく言われます。英語は頭から処理しようというのもよく聞きます。これは動詞の位置が違うので、訳す癖がついているとコミュニケーションがうまくいかないのです。

バイリンガル育児は自然に英語と日本語を子どもにインプットしてあげます。ですから一つの文には一つの言語を使うと、動詞が文のどこに来るのかというのは無意識に身についていくと考えます。

英語で語りかけをする時、英語で言える文とわからなくて言えない文があると思います。英語で言える文は言ってください。英語で何というかわからない時は無理に言わずに、日本語で言います。

英語で言える文が少ないと思ったらフレーズ集や子育てをしている英語の動画を見るなどしてレバートリーを増やしていきましょう。関連カテゴリーでは動画と一緒に英語育児フレーズを紹介しています。

関連カテゴリー:英語でアニメ

子どもが日本語・英語混ぜて話すこと

バイリンガルになる過程としてあります。2言語の区別がついていない時期です。親としては最初は心配するわけですが、区別がついていると感じる時期がきます。

息子の英語育児を通してどちらの時期も体験したのですが、はっきり言って感動します!こうやってバイリンガルって育つのだな~って。これはおうち英語に挑戦するママ・パパの特権だと思います。

2言語を混ぜて話すことが多すぎるかなと思ったら、文単位で言語統一してインプットし直してあげると良いようです。間違いを指摘するのではなく、提示してあげる。でも基本的に心配はしなくていいので、提示が難しいようでしたらしなくても大丈夫です。

具体的なやり方や会話例はまりこ先生のブログで見つけました。まりこ先生はバイリンガル育児に特化したプレイスクールを経営されていて言語学とTESLの専門家でもあります。詳しくはリンク先を読んでくださいね。

まりこ先生のスクールのコンセプトは素晴らしいですね。なんか理想的だな~と思います。完全に預けるのではなく、お当番を通して保護者の方もバイリンガル育児にかかわるとのこと。保育園とおうちでバイリンガルを育てるのはいいとこどりですね。

もう少し子どもが日本語・英語を混ぜて話して良い理由について書こうと思います。これはイギリスに住む日本語・英語バイリンガルの6歳の姉と4歳の弟の話です。

姉は弟のおもちゃで遊びたかったのですが、弟にダメだと言われてしまいました。姉は弟からOKをもらうために話し方や言語を変えたのです。

初めは英語で命令口調でした。途中から日本語に変わり、敬語を使って質問形でお願いし、最後は鼻声で泣き出さんばかりになったのです。そしてその作戦は成功しました。

願いが通りやすい、関係や感情を表しやすい敬語がある日本語に変えたことは、姉の創造力

だと言えます。2言語を使えること、混ぜることは創造力を高めることにもつながっています。

OPOLのデメリットとして、親が2言語話せるのに1言語だけでしか話さないと、このような2言語を使った創造力を子どもに示せないことがあります。

参考:The Conversation, Why it’s okay for bilingual children to mix languages

賛成派?反対派?言語を混ぜること

英語ができるようになるには教育現場ではオールイングリッシュ一択でしょと考える人と日本語の助けも借りながら英語をできるようにしていくのがいいと考える人がいます。

バイリンガル育児でもOPOLで厳しく一人一言語を守らないといけない考える人もいれば、フレキシブルに2言語を混ぜる人もいます。

最近注目しているワードとしてtranslanguagingがあります。これは2言語を混ぜて使うことに肯定的です。言語システムは一つで、その中に2つ以上の言語があるととらえているからです。

対してcodeswitchingは否定的です。codeswitchingは独立している2つの言語システムがあるという考えに基づいています。独立している2つのシステムを交差させるのは良くないということです。

translanguagingとcodeswitchingについてはもっと理解を深めたいと思っています。TESOLの専門家でエッセイ指導をされているよしえ先生のブログを参考にさせてもらいました。先生のこちらのブログは全記事読破しました。どの記事も理論に基づいていて、温かいまなざしを感じます。

まとめ

・英語育児をする時、日本語と英語を混ぜて子どもに話しかけて良いけれど、一つの文には2言語を混ぜない。(その言葉でないと通じにくい場合をのぞく)

・子どもが日本語・英語を混ぜて話すのは、バイリンガルになる過程だから心配する必要はない

・子どもが日本語・英語を混ぜるのが多すぎると感じた時は、間違いを指摘するのではなく、ベースになっている言語に合わせて正しい言い方を提示する

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