【英語でアニメ】第5弾!今回のテーマは自転車です。コンテンツの後は、多読・本のレベルを上げていくあるやり方をお伝えします。ちょっと難しいかもですが、参考になれば幸いです。
当コンテンツは幼児から大人まで、初心者から上級者まで対応しています。
初めての方は、取り組む前にこちらを読んでください。
目次
エピソードの時間
21:03~25:12(約4分)
どんなお話?
CaillouとRosieは自転車で遊んでいます。公園で会った友達はみんな大人が乗るような自転車を乗りこなしています。Caillouはちょっと悲しくなりましたが、お父さんが教えてくれて皆と同じように上手に乗れるようになりました。最後はみんなで自転車レースを楽しみます。
日本語で答えるクイズ
お父さんはだれが自転車のレースでかったと言いましたか?
英語で答えるクイズ
Caillouがお友だちと同じように自転車にのりたくて外したものは何ですか?
【英語でアニメ】Caillou動画 自転車21:03スタート
21:03に合わせる時はこちらの15秒調整のボタンも使えます。
ピックアップ英語表現
レベル1(英検5級程度)
Ouch! あいたっ
自転車でこけてCaillouが言ったことば
Whee! わーい、ひゃっほー
喜んだり、興奮している時に使います。
Caillouが自転車で坂を運転している時に言ったことば
こどもがすべり台をすべるときにもよく言うことばです。
Used to express delight, excitement, or exhilaration.
レベル2(英検3、4級程度)
think that~ ~ということを思う
thatははぶく(省略する)こともできます。
一番にゴールできたと思ったCaillouが言ったことば。
I think I went the fastest.
僕が一番にゴールできたと(いうことを)思う。
thinkとwentの間にあるthatがはぶかれています。
Introducing a subordinate clause expressing a statement or hypothesis.
↓先生や親など大人向けの説明
thatの後は主語+動詞が来て文の形をとります。thatの後に来る主語は小さな主語、動詞は小さな動詞と教えています。英文を理解するときに主語と動詞をおさえることは非常に重要です。
文法は難しいですが、難しいものを簡単に教えることはすごく大切だと思っています。このようなthatをとる動詞は多くあります。
I think that~. I believe that~. I hear that~. I suppose that~.
これは英検2級受験を予定している息子がライティングの練習で書いた文です。
Personally, I think that the number of vehicles on the road in cities should be limited.
この英文を理解させるなら私は、大きな主語はI、大きな動詞はthink、だと気づかせます。
私は複雑な構文からなる読み物を精読させる時は、徹底的にその文を分析させます。
英語と日本語は語順が全然違います。英語は動詞が通常二番目に来ますが、日本語は最後に来ます。このことから訳読させようと思ったら、下手したら文の最後から逆さまに読まないとわからないことが出てきます。
英語は前から理解していく習慣をつけないと、いつまでたっても力がつかないです。この文も精読して理解させるなら前から分析させます。
Personallyはくっつけているだけ(一番前に来ているが主語ではない)、大きな主語はI 、大きな動詞はthink、思う内容はthatから後。
thatから後の小さな主語はthe number of vehicles on the road in cities、小さな動詞はshould be limitedなので、思う内容はthe number of vehicles on the road in citiesはshould be limitedだということ。
文章にすると理解するのが難しいですね。いつかYou Tubeなど動画で説明した方がいいかもしれませんね。
the ~est 一番~
the fastest一番速く、一番速く
the biggest 一番大きい
the youngest 一番若い
I think I went the fastest.
ぼくがいちばんにゴールできたと思う。
レベル3(準2級程度以上)
grown-up 大人
I want to ride a bicycle like a grown-up.
大人みたいに自転車に乗りたいな。
(especially in children’s use) an adult.
must have 過去分詞 ~だったにちがいない
mustのあとは動詞の原形で~にちがいないという意味があります。
過去のことについて~だったにちがいないという時は、mustのあとはhave+過去分詞の形をとります。
You must have gone really fast, Rosie.
Rosieがゴールしたのを見たCaillouが言ったことば
Expressing an opinion about something that is logically very likely.
※英語での定義は全てOxford Living Dictionariesから引用しており、斜体字で表記しています。
英語育児・語りかけフレーズ
Let me kiss it better. いたいのいたいのとんでいけ!
ひざをけがしてしまったCaillouにお母さんがかけたことば。
Let me kiss it and make it better.とも言います。実際にキスをすることは多いです。こどもはよくけがをしますね。けがをしたらこれを言ってなぐさめてあげてくださいね。
What’s the matter? どうしたの?
補助輪をつけずに皆が自転車に乗っているのを知ったCaillouは悲しくなって泣いてしまいました。それを見たお父さんがかけたことば。
That’s very impressive. とってもすごいわ。
足をはなして自転車が運転できるのをお母さんに得意そうに見せたCaillouにお母さんがいったことば。
英語はほめることばのバリエーションがすごいです。これもリストに加えてくださいね。
日本語で答えるクイズの答え
ロージー(Rosie)
英語で答えるクイズの答え
training wheels(補助輪・ほじょりん)
多読・本のレベルを上げられない時は?
幼児のおうち英語が成功したり、幼少期に海外で過ごすとリスニング能力は高いし、フォニックスやサイトワードをマスターすれば簡単な本も読むこともできるようになります。
多読を始めるご家庭も多いのではないでしょうか?あるレベルまではスイスイ進んでいたのに、そこから停滞してしまう。そんなことはないですか?うちがそうだったので…。
今回の記事はピックアップ英語表現レベル2で英文の分析について触れました。日本に住んでいると当たり前ですが、日本語のレベルが高い訳で英語を学ぶ上ではそれがメリットにもなり、デメリットにもなります。
メリットは十分に生かしたいし、私たちは何かと忙しいので近道をとりたいです。関係代名詞、接続詞、分詞などが出てきて構文が複雑になってくると、英文を英語だけで理解するのはなかなか難しい時があります。
ある程度年齢が高くなっても英語圏の国でどっぷりネイティブ英語に浸かっていたり、ネイティブ感覚がすでに高ければ話は別です。
このブログを読んでくださっている方は日本語も理解する道具として使うことが有効な場合もあるでしょう。
私が言っている精読時の英文の分析とは決して日本語訳をする訳読方式をとるという意味ではありません。
例えばこの場合はthatがなんの働きをしているのか、主語と動詞は何なのか、thatがここに隠れているとか、そういうことを気づかせる・言わせる・理解しているか確認するやり方なのです。
複雑な概念を理解させるには、日本語で説明した方が速いこともあります。チャレンジさせたいレベルの本を2ページほどでもいいので分析させながら精読します。そのレベルより低いレベルの多読も並行して進めます。
慣れてきたら英語で分析させてもいいと思いますが、その頃にはもう分析すら不必要になり、目指していたレベルの本を多読できるようになっているでしょう。
レベル別の本がよくありますが、無意識に分析ができるようになったら、ネイティブ小学校高学年レベルも読めるようになるでしょう。語彙力も必要になりますが、それはまたの機会にお伝えしようと思います。
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