帰国が決まると異国の地でがんばってきた子どものサバイバル英語を保持・向上させてあげたいと思います。でも日本の学校に慣れるためには、日本の勉強もがんばらせないといけない。時間がどれだけあっても足りないです。
我が家は帰国子女と言うほど長い期間ではありませんが、1年3カ月のオーストラリア滞在を終え帰国。早2カ月半が経ちました。情報収集、色々な体験レッスンをした後、ようやくこれから1年間の計画が決まったのでシェアします。
関連記事:帰国子女|英語保持の具体的方法がわかるおススメの本
色々考えて、おうちメインでオンラインレッスンを取り入れることにしました。英語キャンプなど外部の刺激も取り入れていきます。
おうち英語プロの英語ママさんに一緒に考えてもらって、息子のカリキュラムが完成しました。良さそうな学年相当のテキストなど提案いただいて助かりました。
ネイティブ学年相当キープを目指す理由
賢いお子さんは英語ネイティブの年齢相当より上のレベルをサラッと行っちゃうだろうな~と思います。日本に住んでいたとしても。
うちの息子はそんなタイプではないこともあって、学年上のレベルは目指さなくてもいいかなと思っています。英語にかける時間は限られているということも大きな理由です。
5時まで友達と遊ぶ
子どもらしい生活を送って欲しいと思っています。私は地方出身で、同じく地方出身の方なら理解してもらえるかなと思うのですが、大学までオール公立・塾なし(大学院はオーストラリアの公立大学)です。
小学生の頃は毎日5時まで友達と外で遊んでいました。横浜で今子育てをしていますが、小学生でも高学年になると塾に行く子が多いみたいです。普通に遊びながらも、質を重視して英語保持・向上させたいところです。
夜9時半に寝る
元生徒さんで中学受験の塾に通いながら英語もがんばった子がいました。夜中の2時ぐらいまで勉強していたとお母さんから聞いたことがあります。ひえ~っと思いました。
10時に脳内物質が出ると読んだことがあります。本当かどうか知りませんが、子どもが必要な睡眠時間はとって欲しいです。
日本の勉強もしっかりやる
帰国と同時に英語の忘却は始まるそうです。英語の時間も確保しつつ、日本の勉強で遅れている部分があれば取り戻さなくてはいけません。うちはオーストラリアにいる間、日本の計算問題、漢字、読書はほぼ毎日取り組んでいました。
それでも最初は日本の学校の方が難しく感じると言っていました。2か月以上経ってもう大丈夫のようですが、オーストラリアの頃より家庭学習をきっちりさせないといけないと思います。
中学受験は実際するかわかりませんが、受験対応の通信教育は始めました。この記事を読んでいる方のお子さんは帰国子女の受験を予定しているかもしれませんね。
問題を見てみると、頭を使う感じで面白いなと思います。こんな問題を子どもの頃に解いてみたかったなと思ったりします。
やりたい習い事はする
遊ぶ、寝る、日本の勉強、そして習い事となるとますます時間が足りなくなってきます。息子の習い事は近場かオンラインにして移動時間を短くしています。アート教室は徒歩2分、空手は徒歩5分、作文と中国語はオンラインにしています。
この4つを死守しながら、英語もとなると目標をネイティブ学年相当とするのがうちの息子には現実的です。帰国後すぐに忘却が始まることを考えると、ネイティブ学年相当も十分難しい目標だと言えます。
Netflix
ここから具体的に何をするか書いていきます。Netflixは1か月のお試し期間でとても気に入ったので、継続しています。英語の動画はオーストラリアに行く前はよく見ていました。日本で十分な英語をインプットするのに欠かせません。
逆にオーストラリアではほとんど見ていませんでした。You Tubeに好きな動画があまりなかったことと、学校で十分英語には触れていたことが理由です。家では英語の読書はしていましたが、日本の勉強に力を入れていました。
日本に帰ってから英語の動画を見るのか少し心配でした。でもNetflixがすっかり気に入ったようで助かりました。
読書(多読)
紙の本じゃないと嫌な子もいるみたいですね。うちの息子は電子書籍でも大丈夫みたいで、主にKindleで読んでいます。精読用のワークブックでは難しめの文を読みますが、多読用の本は楽に読めるものを選んでいます。
最近まで読んでいたのはRider Woofsonというシリーズです。犬の刑事の話でまあまあ面白いそうです。
こんな感じで絵がちょこちょこ入っています。英語は簡単で130ページぐらいあります。10~15分ぐらいで一冊読みます。
アマゾンのページに飛びます↓
The Case of the Missing Tiger’s Eye (Rider Woofson Book 1) (English Edition)
The Rider Woofson Collection: The Case of the Missing Tiger’s Eye; Something Smells Fishy; Undercover in the Bow-Wow Club; Ghosts and Goblins and Ninja, Oh My!
Rider Woofsonの前は人気のGeronimo Stilton、Story Treehouse、Captain Underpantsなどを読んでいました。
Geronimo Stilton: The 10 Book Collection (Series 1)
The 39-Story Treehouse: Mean Machines & Mad Professors! (The Treehouse Books Book 3) (English Edition)
The 65-Story Treehouse (Treehouse Adventures)
The Adventures of Captain Underpants
Captain Underpants: 10 Book Set
昨夜Wonderをキンドルで買ったので、今朝は少し読ませてみました。オーストラリアの小学校の図書室で見かけたけど読んだことはなかったと言っていました。続けて読んでみるそうです。私は子ども向けのチャプターブックはあまり読まないのですが、この本は面白そうだなと思いました。
Wonder
今日はエジソンとニュートンの伝記を買ってみました。伝記を読むのが好きなのと、発明家になりたいと言うので。気に入ってくれるといいです。
Who Was Isaac Newton? (Who Was?)
Who Was Thomas Alva Edison? (Who Was?)
ちなみにオーストラリアにいる頃は、進研ゼミ受講者は無料で利用できるオンライン図書館で読書をしていました。これ目当てで進研ゼミを取りました。
まなびライブラリーという名前ですが、約千冊あって本のクオリティ高いです。おかげでオーストラリアにいる間も学年より上の本をたくさん読んでいました。
こちらは息子がオーストラリアにいる時に書いた物語です。良かったらリンク先でのぞいてください。
サイエンス
教科学習を通して英語力を高めるねらいがあります。サイエンスは実験などで手を動かすし、読み書きも簡単に入れられることができます。
関連記事:サイエンスを英語で学ぶ|教室・ウェブサイト・ワークブック
関連記事で紹介しているサイエンスの教室も引き続き参加する予定です。
テキストはこれ↓を注文しました。サンプルページはこちらから確認できます。
Oxford International Primary Science Stage 4, Age 8-9
読み書き
注文済みのこのテキストはフィクションとノンフィクションが入っていて、ノンフィクションを読んで欲しいと密かに思っています。3年生用のテキストを必要なページだけこなして、4年生のテキストに進む予定です。
こちらを使って音読や文を書き写すライティングにも取り組もうと思っています。Book Depositoryで注文できます。
追記:こちらのテキストが到着しました。フィクションの取り組みについて調べていますのでわかりましたらシェアします。
スペリング
スペリングシティを申し込みました。色々なゲームであそびながらボキャブラリーを増やすことができます。
スペリングに関しては、ワークブックの方が息子には良さそうだと思いました。
オンライン英会話
週5回ぐらい入れたいと思っています。オンライン英会話はたくさんありますが、うちはエイゴックスメインで行きます。エイゴックスはテキストに沿って進めることもできますが、会員さんの希望に沿うことが多い感じです。
ですからオーダーメイドのレッスンに先生も慣れています。先生の力量がもろに出るので先生たちは大変かな?と想像します。
先生探しは大変です。メインでお願いする先生は決まったのですが、リスク分散したいのでもう一人探しているところです。色んな先生を試して、根気強く探していくしかないです。エイゴックスで見つからなかったら他で探します。
探し方については関連記事を参考にしてくださいね。
関連記事:オンライン英会話|先生の探し方
オンライン英会話では上に紹介したサイエンスや読み書きのテキストを中心に進めてもらおうと思っています。
News-O-Matic
子ども向けのニュースアプリです。これはだいぶ面白いみたいです。ニュースに興味を持ってほしいと思っていたので、好きになってくれて嬉しいです。朝、学校に行く前に読むのが習慣です。週に一回、5つの記事の要約を言う時間を作っています。
こちらの本で要約をするといいと書いてあったので取り入れています。スピーキングでもライティングでも文法的な間違いを結構するので、文法に気をつけて言う練習にもなっています。
帰国子女-帰国する前に親子で読む本
ヤングアメリカン
今年初参加です。オーストラリアの小学校でダンスナイトという発表会のようなイベントがありました。息子は超ノリノリで楽しんでいたので、ヤングアメリカンも気に入るのではないかと思って申し込みました。
夏休み 英語キャンプ
オーストラリアの小学校に行かせることも考えたのですが、国内の英語キャンプに参加させることになりそうです。単身赴任が決まったパパに酷かなと思ったからです^^; パパともキャンプをすると思うので、キャンプ尽くしの夏です。
イングリッシュアドベンチャーも良さそうですが、インドアのアクティビティも予定されているNanbo Discover Campの方が息子にはいいかなと思いました。問い合わせをすれば、料金など詳細を教えてくれます。
まとめ
英語は一日1時間から1時間半ぐらいになりそうです。楽しみながら質重視で行きたいと思います。皆様のお子さんの英語プランの参考になれば幸いです★
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