ママの英語の発音は子どもに悪影響?なまっていてもいい?

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おうち英語で親が語りかけをする時に、自分の発音で大丈夫か心配な方がいらっしゃると思います。親の訛った発音や間違っているかもしれない英語で話しかけるのはよくない。

少し前まで、それが日本の英語子育てでは主流だったとせんぱいママから聞いたことがあります。

今はだいぶ意識が変わってきていると思いますが、安心材料になる香港での研究結果を見つけたのでご紹介しようと思います。

フィリピン人シッターが話す英語に悪影響はなく、むしろ良い結果が出た

2011年の言語科学界(JSLS)で発表されたものです。香港では、外国からのお手伝いさんを雇うことが多いそうです。

フィリピン人が多く広東語は話せないため、雇い主である家族とのコミュニケーションは英語です。親がいない時は、子どもはお手伝いさんと英語でコミュニケーションしながら過ごします。

ここで少し専門的になりますが、フィリピン英語の発音について少し書きます。/p/, /t/, /k/はアメリカ英語でもイギリス英語でも強く息を吐くように発音される帯気音です。

香港英語でも息を吐きますが、フィリピン英語ではこれらの音は息を吐かず、口のなかにこもっている状態です。

/f/はフィリピンの言語にないため、[p]を代用します。例えばフライドポテトはアメリカ英語でfrench friesです。フィリピン英語ではPrench Priesと聞こえます。同じように/v/は[b]となるので、living roomがlibing roomと聞こえます。

こちらの動画ではフィリピン英語、アメリカ英語、オーストラリア英語の発音を比較しています。この記事では研究に関係している子音にフォーカスします。


動画に出てくるフィリピン人女性の/p/, /t/を聞くと、アメリカ人とオーストラリア人に比べて、吐き出す息は少ないです。

でも息が完全にこもっている状態ではなく、吐き出していることが多いです。またf, vについても問題なく摩擦音が出ていてスタンダードな発音になっています。

オンライン英会話のフィリピン人の先生にもきれいな発音の方はいるので、スタンダードな発音のトレーニングを受けているフィリピン人は結構多いのではないかと私は思っています。

研究の方に話を戻します。フィリピン人のお手伝いさんを雇っていた家庭の子どものグループと、そうでない子どものグループを作りました。

/p, t, k, f, v/を含む単語、例えばfanやpanを聞いて絵を選ばせるなどのリスニングタスクに取り組ませました。

結果として、2つのグループでアメリカ・イギリス・香港英語の聞き取りの差はありませんでした。フィリピン英語の聞き取りに関しては、フィリピン人のお手伝いさんを雇っていた家庭の子どものグループの方が高いスコアを示しました。

フィリピン人のお手伝いさんが話す英語がスタンダードな英語を習得することに悪影響はなく、むしろ聞き分けられる英語の幅が広がるメリットがあると言えます。

参考:

Alex Ho-Cheong Leung, Bad influence? – an investigation into the purported negative influence of foreign domestic helpers on children’s second language English acquisition

白井恭弘 英語教師のための第二言語習得論入門

英語教師のための第二言語習得論入門

日本人にとって難しい発音で有名なのはlとrです。他にも色々ありますが、それらの発音が上手くできないと子どもに英語で話しかけてはいけないのでしょうか?

日本語なまりの英語を聞かせたらどういう影響があるのか、ネイティブの英語も同時インプットすれば問題ないのか、そのような研究についてはまだ把握していません。

でも親の英語の発音は上手でなくても、子どもの発音はネイティブに近いケースを多く知っています。ですから、親の英語の語りかけは悪いというのはないなというのが私の印象です。

今回、香港のフィリピン人シッターの英語の研究は納得できました。日本人の親や先生の英語の発音が完璧でなくても、他のインプットを十分に確保すれば問題ないことが証明されることがあるかもしれません。

問題ないどころか、聞き取れる英語が増えて、英語がグローバル言語であることを早いうちから身をもって知ることができるのではないかと思います。

英語ベビーシッターサービス

「英語 ベビーシッターサービス」でググってみたら、色々出てきました。外国人のベビーシッターから海外経験のある日本人ベビーシッターまで。

通常のベビーシッターより料金は高めの印象を受けます。シッターをしたい人、お願いしたい人を結ぶマッチングサービスもあるようです。

私は息子が小さい頃、日本人のベビーシッターは数回お願いしたことがあります。でも英語目的でというのはあまり考えたことがありませんでした。

心から安心できて、子どももなつくシッターさんを探すのは結構大変だった記憶があります。英語もついでにお願いできたらいいかもしれませんが、小さい子供は言葉もまだ微妙なので信頼できるということが一番重要ですね。

信頼できるから安心して任せられて、英語のインプットもしてもらえるシッターさんに出会えるのが理想です。見つけられた人はすごくラッキーなのではないかと思います。

フィリピン人先生の保育施設

お友だちの子どもが通った保育施設をご紹介します。

Aoyama International Daycare and Learning Center

待機児童問題は以前よりよくなっているようですが、認可保育園に入れる前にどこかの保育施設に通っていた実績を作っておかないといけないとか色々あるようです。

お友だちはそういう事情もあって、こちらの保育施設に通わせたようです。英語はどうだったかというと、アウトプットも出てママは満足しているようです。フィリピン英語の訛りが出るというのは聞いていないです。

一時間1,400円で40時間パッケージなどお得な支払い方法もあるようです。短時間から気軽に利用できます。息子が小さい時に近くにあったら利用していただろうなと思います。

まとめ

すでに語りかけを取り入れてバランスよく英語育児をされている方は、親の発音は関係ないと気づいていると思います。親以外のインプットがあると大丈夫ですね。

個人的にはオンライン英会話でフィリピン人先生の発音でのリピートは少し気になったことがあります。もちろんネイティブに近い発音の先生もいますが、明らかに発音違うな~と思った先生もいました。息子も気づくようであの発音でいいの?とか聞くときがありました。

会話だけなら全く気にならないのですが、リピートはまねることになるのでどうなのかな?と。そのあたりも今後調べてみたいと思っています。

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