外国語を半年で習得するには?5つの原則と7つの実践

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何年勉強しても英語ができるようにならない。そうよく言われます。どうすれば近道を通って英語をマスターできるのでしょうか?半年しかかからないとしたら?

今回ご紹介する動画は TEDxLingnanUniversityからクリス・ロンズデールのスピーチです。

日本語の字幕が見れますが、見れない場合は字幕ボタンをクリックしてみてください。

本質を突いていてかなりいいです。見るだけでもちろん吸収できることは多いのですが、日本の状況に当てはめて考えるとわかりやすいので私なりに説明を加えました。

また大人の学習者向けに話していますが、子どもにも当てはまることが多いので、その例も挙げていきます。

動画:どんな外国語でも半年でマスターしてしまう方法

How to learn any language in six months | Chris Lonsdale | TEDxLingnanUniversity

2つの誤解

誤解①:語学の才能が必要

原則と実践の紹介の前に2つの誤解についてプレゼンターは説明しています。1つ目は語学に才能は関係ないということです。人間は語学を習得する能力を生まれ持っていると言われています。特に聞く・話すに関してはそれが当てはまるでしょう。

外国語ができるようになるには、母国語に比べるとコツがありますが、5つの原則と7つの実践をすれば誰でもできるようになるとのことです。

誤解②:その国に暮らしてその言語漬けにならなければいけない

2つ目はその言語が話されている国に行って生活しなければ、その言語はできるようにならないという誤解です。

日本に住んでいる外国人も日本語が流暢な人もいれば、何十年住んでいてもできない人もいます。

英語圏に住んでいた、留学したことがある人より、日本で独学でがんばっていた人の方が英語ができるというのはよくある話です。

外国で生活したことがなく、英語ができることで有名なのはDJの小林克也さんと字幕翻訳家の戸田奈津子さんです。

小林克也さんはアメリカやオーストラリアのラジオ番組、洋楽を通じて英語が堪能になったそうです。戸田奈津子さんは数々の映画の字幕翻訳を手がけています。彼女の誤訳について日本にいる外国人から聞いたこともありますが、やはりすごいな~と思います。

英語圏の国に住んでいると、英語を使う機会は増えますし、モチベーションは高くなりますが、本人の意識次第で必ずしも住む必要はないです。

5つの原則

1.自分に関連する内容の言語を学ぶ…注意・意味・関連性・記憶の相互作用

自分にとって重要なことに関する内容だったら、よく注意を払うしそれは記憶にもつながります。

私は沖縄に5年ほど住んでいましたが、英語が決して上手ではないのですがアメリカ人とコミュニケーションできているおばあを見かけたことがあります。

沖縄はアメリカ世の時代があって生きのびるために英語が必要で、それは受験で英語が必要とは全然レベルが違います。

小国だと英語は必須で、その国民は総じて英語のレベルが高いです。日本は日本語だけで生きていける恵まれた国だと言えます。

なぜ英語を学ぶのか…そこから考えるといいかもしれません。

1年半前の私の場合は、オーストラリアの大学院で勉強したかったので、それに直結するような英語を学びました。エッセイの書き方であるとか、専門分野の本を読むなどです。

今は息子の英語力を日本でも保持させたいので、息子が興味のある分野について高いレベルの英語で一緒に話せるようになりたいと思います。

ハワイ旅行をしたいのであれば、英会話学校に通って自分の動機に関係ないトピックのレッスンを受けるよりは、ハワイについてインターネットで英語の情報を集める方がいいでしょう。

自分の子どもに英語回路を作ってあげるために、語りかけのフレーズを使う、一緒に英語アニメ番組を見る、それも立派な理由です。それに集中すれば記憶に残り、ママの英語力もアップするでしょう。

2.コミュニケーションの道具として使う

単語を覚える、文法を学ぶ、テストでいい点数を取るというのではなく、1日目からコミュニケーションをする。コミュニケーションを通して上達させる。

3.そのメッセージ(言われていること)を理解すれば無意識にその言語ができるようになる

知識が蓄積されれば英語ができるようになる訳ではない。学校で英語の成績が良かった人でも英語が使えたわけではない。

2と3に関して、すぐに息子のおうち英語を思い出しました。息子には1歳半から英語で話しかけ始めました。よく言っていたのはGive me a hug.です。

息子の方向に手を伸ばしてGive me a hug.を言ってやってきたところを抱きしめました。この言葉を聞いた時はママはぼくをハグしたいのだと、息子は無意識に学んで覚えました。

私自身は普通に中学校の授業で英語をスタートしたのですが、つまらない教科書を読んだり、文法のワークに取り組んだり、テスト勉強をしたりしました。それはこの2つの原則に反していると言えます。

4.外国語の学習は肉体的なトレーニングである

聞いたことのない、なじみのない音はフィルターがかかって聞き取ることはできない。スピーキングは顔の48の筋肉を使う。

私が発音をしっかりトレーニングしたのは大学5年生(留年したので)の時でした。この時に英語は違う口と顔の筋肉を使うと実感しました。

音声学の先生が厳しくて、この授業に合格しなければ卒業できません。すでにこの科目は1年生の時に不合格になっていて、卒業のかかった大事な科目でした。

5歳年下の帰国子女の子の隣にいつも座って、私の発音をチェックしてもらいました。家でも練習しました。がんばって練習すると顔が痛かったです。

この動画では、顔の筋肉の動きや口の形について言っていますが、発音を学ぶには舌の動きが口の中でどうなっているかが一番重要です。

私はこの時の発音トレーニングで一生モノの財産を得たと思います。私の発音はクリアだとかニュートラルだと言われます。どの国の人にも通じないことはありません。

Rはこうやって発音するのだとか、やり方を聞くだけでは上手くはなりません。そのやり方で何十回も何百回も発音することによって、自然といつもその音が出せるようになるように思います。

5.楽しくリラックスしていて好奇心があふれていると早く上達する

完璧を目指さない、自分に厳しくなりすぎないことは大事だと思います。昔は全部わからないと嫌だったり、自分にがっかりしていたように思います。今はわからないことがあっても全然気にしません。

全部理解しなくてもコミュニケーションはできます。大意がわかればOKなことがほとんどです。全部わからなくて嫌になってやめてしまうより、わかることがあることを喜んで続けていく方がもちろん上達していくでしょう。

7つの実践

1.たくさん聞くこと

意味が理解できているかは気にせず、リズムやパターンを耳でつかむ。

2.意味を理解する

単語を知る前に意味を理解する。単語を知らなくてもジェスチャーなどで相手の意図がわかる。

原則2と3のところで、息子に言っていたGive me a hug.について書きました。息子はこの文を初めて聞いた時、この文の4つの単語の意味を全部知りませんでした。でも私が両手を差し出していること、笑顔、言った後に抱きしめることで意味を理解しました。

子どもが簡単な英語がわかるようになってきたら、時々複雑な文で語りかけるとよいです。接続詞や関係代名詞を使っても理解できるようになります。

3.単語を組み合わせてアウトプットする

10の動詞、10の名詞、10の形容詞で1000のフレーズが言える。

私のブログには英語でアニメというコンテンツがあってCaillouを取り上げています。Caillouはサザエさんのような日常生活のアニメです。

ほとんどが中学校で習い終える簡単な単語ばかりです。それで日常会話は十分です。

知っている単語数は限られていてもいいので、使い始めるというのが大事です。

4.よく使われる言葉を覚える。

英語は1000語で日常生活の85%をカバーできる。

言語学習を進めるために使えるフレーズ(道具箱)を第1週に覚える。例えば「これは何ですか?」「それはどう言いますか?」「わかりません」など。

日本語がわかる英語の先生のレッスンを受ける時はHow do you say ~ in English?は使えるフレーズだと思います。~の部分に日本語を入れます。

第2,3週は代名詞、よく使う動詞、形容詞などを覚える。

第3、4週はつなぎ言葉(しかし、そして、けれどもなど)を覚える。

5.その外国語の親を持つ

親は子どもがわかるように、簡単な言葉やジェスチャーを使って理解させます。子どもの話す言葉は発音が不明瞭でも、文法が間違っていても、親は受け入れて理解しようとします。そして子どもは安心して話します。

そのような存在を探して、外国語学習をサポートしてもらうということです。

おうち英語をされている家庭だと、そのままこれは親がやればよいでしょう。

大人の学習者だと、これは手っ取り早く、安価なオンラインレッスンかなと思います。

自分のすでに知っている言葉を使って話してくれて、自分の話に興味を持ってくれて、いちいち間違いを指摘しない、そんな先生を探します。

6.顔の動きをまねる

原則4のところで書きましたが、顔の動きだけで発音ができるようになるか?私はちょっとこれに関しては賛成できないです。口の中の動きを知って、ネイティブが出す音と同じ音が出ているかチェックすることの方が有効だと思います。

7.イメージや感覚で単語やフレーズを覚える

母国語を介した丸暗記ではなくイメージを頭に入れていく。

まとめ

このスピーチは、本当にその言語が使えるようになるための道が示されていると思いました。テストを完全否定するわけではないですが、テストのための英語の勉強は最小限にすることが大事だと感じます。

本当に6カ月??とは思いますが、最初から使いながら上達させることが早道だと思います。6カ月間は1日のすべてをこの原則に基づいた実践に使ったら、いけるかもと思えました。

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