おうちだけ、英語教室だけの英語では足りないと感じたことはありませんか?マンネリしてきて新しい風を吹き込みたいなあ。
英語をもっとリアルに体感してほしい。同じぐらいの年齢の外国のお友だちができたらいいなあ。そう思うことがよくあるのではないでしょうか?
私はオーストラリアに行く前はいつも感じていて、いつもそんな機会を探していました。そして見つけたのがホームビジットでした。
ホームビジット(Nagomi Visit)
ホームビジットとは外国からのお客様を自宅に招き、食卓を囲んで家庭料理とおしゃべりを楽しむ国際交流です。食事の準備はありますが、泊まってもらうホームステイに比べてホストの負担が少なく、気軽にできます。
私はホームビジットを始める前に2週間ほどのアメリカ人中学生のホームステイを受け入れたことがありました。とても良い経験だったのですが、途中で息子が入院することになり、仕事もしながら女の子のお世話と病院の往復で大変でした。
もっと気軽に英語で交流できる機会はないか探していたら、Nagomi Visitと出会いました。登録を済ませたらリクエストが送られてきます。
実は私はホームビジットの登録を他でもしたことがあるのですが、そんなに力を入れていないのか、リクエストが来ることはありませんでした。
Nagomi Visitからはよくリクエストが来ます。ゲストの人数やプロフィール、希望の日時が事前にわかります。受け入れ可能であることを伝えたら、実際にゲストが訪問するか返信が届きます。
私は息子に同じぐらいの年齢の子どもと一緒に遊ぶ経験をさせたかったので、主に子づれのファミリーの受け入れをしていました。またオーストラリア・アデレードでの留学はすでに決めていたので、アデレードから来られた女性のホームビジット受け入れもしました。
材料費が1人1,500円支給されるので経済的な負担は少ないです。私はお土産や食材もいいものを準備していたので、予算はいつも超えていました。
オーストラリアに行って、皆そんなにがんばったおもてなしはしないことがわかりました。これからはがんばりすぎず、普段の料理を用意して、おしゃべりを楽しむようにしたいと思っています。
受け入れは月に2回までになっています。2回はちょうどいいし、がんばりすぎなければ続けやすいかなと思っています。
英語に苦手意識がある方もいらっしゃるかもしれません。Nagomi Visitには言語サポートや相談窓口もあるようですので、なんとかなるのではないかと思います。対応は丁寧でいつも印象がいいです。登録前にご相談されると良いかもしれません。
今まで私がしたホームビジットをご紹介します。
ブラジルからのお客様
初めての受け入れで、緊張していました。リオデジャネイロにお住まいの4人家族で、お子さんはお姉さんが13歳ぐらいで、弟が9歳ぐらいだったと思います。お父さんが日本で会議があるとのことで、家族で日本に観光に来られたようです。
もうすぐ七夕の時期だったので、100均の短い笹を組み合わせてリビングに飾りました。そのブラジル人ご家族は、私たち家族が健康で幸せに暮らせるように願い事を書いてくださってとても嬉しかったです。
またリオデジャネイロオリンピック直前で、オリンピックの話で盛り上がりました。私たちへのお土産として、リオデジャネイロのフォトブックをくださいました。オリンピックのテレビ放送で同じ風景を見ることができました。
お父さんの英語はポルトガル語訛りなのか、聞きとりづらいことはありました。でも大体は大丈夫でした。子どもたちの英語に関しては、お姉さんは学校で習い始めたばかりといういことでしたが、少し話せました。
弟はまだ学校での英語は始まっていないらしく、英語を話すことはありませんでした。子どもたちはUNOで遊んでいて、言葉が通じなくても楽しんでいました。
イギリスからのお客様
この日は料理の事前準備が上手くできていなくて、ゲストが来てからも料理をしていたのでおしゃべりをゆっくりすることができませんでした。
美味しい料理はレストランでもできる訳で、ゲストはローカルの日本人?との交流を期待していると思います。
なので簡単に作れる家庭料理や当日に仕事が入っていたら、前日に準備しておくなどスケジューリングが大切だと思いました。
結構インテリな4人家族で、お子さんたちも礼儀正しかったです。息子よりだいぶ年上でしたが、英語の本を読んでくれて色んなことを息子に優しく話してくれました。
ちょうどイギリスのEU離脱の時期でそんな話も私として、賢い青年だな~と感心しました。
次の日もカップヌードルミュージアムで一緒に楽しく過ごさせてもらいました。
フランスからのお客様
ホームビジット受け入れも3回目となり、コツがつかめてきてお互いに楽しめたと思えました。
フランスらしく、ワインやオリーブをお土産にいただきました。
4人家族で子どもはお兄ちゃんと妹でした。年齢は私の息子が二人の間で、ちょうど良かったです。お母さんは美人で英語が上手でわかりやすく話しやすい方でした。
お父さんは英語はあまり話しませんでしたが、ユーモアあふれる方で言葉はそんなに関係ないかも?と思いました。日本のアニメをよく知っていて、ジバニャン!と叫ばれた時は思わず笑っちゃいました^^;
フランスは法的に結婚していないカップルが多いらしく、この家族もそうみたいでかなりびっくりしました。見た目、普通に結婚してるでしょ?って感じだったので。国によって価値観が変わるいい例なのかな?と思います。
おおみそかだったので、近くのお寺で除夜の鐘を打って、神社にも行きました。日本の文化を一緒に楽しめて良い思い出になりました。
オーストラリアからのお客様
留学を予定していたアデレードからの女性をお迎えしました。この女性とのマッチングを希望している人が5人ぐらいいたので、決まらないかな~と思っていたのですがうちを選んでくれました。
理由を聞いてみたら、滞在していたホテルから一番近かったからでした(汗)。あと私たち家族の写真が良かったということでした。受け入れ可能であることを伝えたら、私たちのプロフィールがゲストに送られます。
登録していた写真は息子が二歳の誕生日に写真館で撮ったもので、普段より?見た目よく写っていました。
息子はオーストラリアの国旗が入った帽子など色々お土産をもらってご機嫌でした。英語でも少しお話して嬉しそうでした。
たこやきかお好み焼きを希望されていたので、両方準備しました。たこ焼きは少し前に家で練習して、本番上手くいったので良かったです。
一緒に作って、たこ焼きをひっくり返して焼くのも楽しまれていました。
アデレードに私たちが行ってからも、とっても親切にしていただいて、月に1、2回は会って一緒に色んなところに遊びに行きました。おうちでペットの犬と遊んだり、近くの公園でBBQをしたのも心に残っています。
この写真はアデレードにあるSushi Trainという回転寿司の人気店でランチを食べたときに撮ったものです。
彼女なしのアデレード生活はあり得なかったと思えるほど、感謝感謝でした。4月に日本にまた旅行に来られるので、再会が楽しみです!
アメリカからのお客様
ポートランドからの4人家族でした。ポートランドは私がアメリカの中で一番行ってみたい場所で、そこからのお客様を迎えることができてとても嬉しかったです。
ポートランドは日本人が多いみたいで、日本人のお友だちがいると言われていました。私がオーストラリアに留学した時に、同じコースにポートランドからの学生がいましたが、彼も同じことを言っていました。
子どもたちはさすがにネイティブなので英語をスラスラ話していました。息子も普段より、だいぶ英語のアウトプットが出ていました。こういう機会は大事だなと思ったのを覚えています。
ドラエモンの学習漫画を息子が好きなのですが、これはすごくいいと驚いていらっしゃったのを覚えています。
ポートランドに行った時は会えると嬉しいです。
まとめ
ホームビジットは気軽にできて、続けやすくて楽しかったです。息子も楽しんでいたようですし、世界を身近に感じることができたので良かったです。
オーストラリアに住んで感じたのは、日本や異文化に興味がある人とは友達になりやすいし、話も合うということです。
わざわざ日本を訪れる観光客はもちろん興味があるわけで、これ以上ない機会だと思います。
国内で本物の英語に触れられて、双方向のコミュニケーションができるなんて最高です。
私も次回のホームビジット受け入れが楽しみです!!
2つブログランキングに登録しています。応援ありがとうございます★
↓イラストのワンクリックお願いします。にほんブログ村
にほんブログ村