最近、海外転勤になりそうってちょっと不安そうなママが周りに多いのです。その不安には子どもに対する心配も大きいみたいです。学校は日本人学校か、インターナショナルスクールか、現地校か?日本人学校がないから現地校にして、日本語補習校に土曜日に通うか?
転勤が決まって外国に住むことになって、子どもがあっさりわかった~って言ってくれると親は気持ちが軽くなります。そのためには、前もって計画的に準備しておくとよいです。
私の息子はすんなりオーストラリアの小学校に行くことをOKしたのですが、それには色々理由がありました。その理由をもとに、海外転勤が決まる前にしておくとよいことを書きます。
外国に慣れさせる
行先の国が決まっている場合とまだわからない場合とあると思います。決まっている場合はその国に1回以上、一緒に行くといいです。何をするかというと子どもが好きな楽しいアクティビティです。
とにかくとっても楽しい思い出を作ります。これはとても重要です。そして親も楽しそうにする、楽しいね!と声をかけます。
うちの場合はオーストラリアに決まっていて、動物が好きだったのでワイルドライフパークという野生動物公園に連れて行きました。広大な自然の中で、オーストラリアならではの動物とたくさん触れ合いました。
オーストラリアに行く前は本や図鑑でオーストラリアの動物をチェックして楽しみにさせます。動物公園に着いたら、前もって調べていたことを話したり確かめたりできます。
普通に公園でも子どもはすごく喜びます。外国は日本ではあまり見ない遊具があったりします。オーストラリアでは大型のトランポリンを時々見ます。公園にいるお友だちとも遊んだりするので、自然に現地の子と交流できます。
ビーチがきれいな国だったらビーチもいいですね。海や砂の色が違ったり、海の中で生き物を見つけたり、何となくですが違うけどこっちもいいなと感じるようになります。
どこの国に転勤になるか決まっていない場合は気軽にアジアの国に行くといいです。似ているけどちょっと違う、ハードルが低いです。近くて安くて食べ物も美味しいです。
私は毎年一回は息子を海外旅行に連れて行ったのですが、オーストラリア以外だとグアムと台湾です。
グアムは空港の入国審査から日本語で心底ビックリしました。日本人に人気の観光地なので日本語が多いだろうとは思っていましたが、ここまでとは思っていませんでした。
完全な英語環境を求めている人には物足りないかもしれませんが、最初に行く外国としては安心感があると思います。何か困ったことがあっても日本語でどうにかなります。
12月に行きましたが、気候はすごく良かったです。もっと蒸し暑いかなと思ったのですが過ごしやすかったです。息子が産まれる前にハワイに行ったことがありますが、ハワイと比べても気候は悪くないと思いました。
近くて安いし、ハワイでなくてもグアムで十分楽しめると思いました。主にホテルのビーチで泳いだり、潜って魚を見たりしました。息子は地元の漁師さんにお魚をもらって喜んでいました。
シュノーケリングツアーもすごく良かったです。ホテルのビーチでも多少魚は見られるのですが、ツアーで連れて行ってもらったポイントはすごかったです。魚とサンゴかな?ハンパなくて子どもは大喜びしていました。
他には、グアムの先住民の生活を知ることができる観光スポットに行ったり、ウェスティンホテルの中にある保育園で現地のお友だちと数時間過ごしたりしました。
台湾も良かったです。英語は日本より通じると思います。滞在したホテルのスタッフも英語が上手でした。
観光地では外国人観光客がたくさんいるので、私が息子と英語で話していると英語で話しかけられたりします。写真を撮ったり、いい思い出ができます。
台湾は日本語もわかる人が多いので、グアムと同じく安心感がある国だと思います。
外国人に慣れさせる
外国人に慣れていないと、見た目の違いでなんか怖い…って思う子もいますよね。慣れてないことからくる違和感なのかな?
日本にいるうちに少しずつ肌・髪・目の色が違う人とも接する機会があるといいです。コミュニケーションまでは行かなくても視界にいる、同じ場所で同じ時間を過ごすということから始めてもいいと思います。
地域の国際交流のイベント、国際的なお祭り、インターナショナルスクールのイベント、外国料理のレストラン、調べたら色々あると思います。「楽しい」というのがキーワードで、その場所で楽しいことをして良いイメージが作れるとよいです。
外国人がよく訪れる観光地に行くのもいいですね。浅草はかなり多いですね。浅草の外国人にインタビューするツアーをした英語教室の記事を見ていいな~と思いました。行ってみるだけでもいいし、お話できたらもっといいですね。
コミュニケーションまでできると、それは子どもの中でかなりインパクトが強いです。私はホームビジットの受け入れを何回かしたことがあります。海外からの観光客をおうちに呼んで、おしゃべりをしながら家庭料理を食べます。
生活空間であるおうちに呼ぶことになるので、外国人をすごく身近に感じます。何回か受け入れをしていますが、みんな日本に興味があって教養があって優しい人ばかりです。
下見をする
行先が決まって下見ができるようならした方がいいです。下見の前にはインターネットなどでかなり調べこんだ方がいいと思います。現地に行かないとわからないこともあると思いますが、下見は確認と楽しいイメージを作ることを目的にした方がいいです。
というのは調べることが足りないままに行く下見はリスクがあるからです。印象が悪いと行きたくなくなってしまいます。
私も下見でオーストラリア・アデレードに行ったときは、住む場所や小学校に足を運びました。かなり前もって調べてはいたものの、子どもがやっぱり嫌だと言い出さないかドキドキでした。
アデレード在住のお友だちに楽しい場所に連れていてもらったり、楽しみだね★と声をかけて、嫌がることはなかったのでホッとしました。
英語に慣れさせる
日本人学校、インターナショナルスクール、現地校…どの学校に行くにしても、どの国に転勤になったとしても、日本にいるうちに英語は慣れておくといいです。
言葉ができなくても子ども同士遊べることも確かにあります。でも相手の言っていることを理解できて、自分の意思表示ができることはかなり大きいです。
じゃあどうやって?ということになりますが、子どもが小さければおうちで始めてもいいと思います。理想は3歳以下、6歳ぐらいまでです。海外生活に備えてママの英語も上達します。下の記事では簡単ですが、私が息子にしたおうち英語について書いています。
関連記事:息子がオーストラリアの学校を楽しめた理由|英語がカギ
おうち英語カテゴリーの他の記事も参考になるのではないかと思います。
子どもが小学生以上になると、おうち英語はできなくはないのですが、低年齢に比べると難しくなります。お友だちの刺激もどんどん大きくなるし、信頼できる英語教室に入れてプラス家での取り組みをするのがいいと思います。
信頼できる英語教室の一番のポイントは楽しいかということです。楽しくないと英語のイメージが悪くなって外国には住みたくないとなってしまいます。
体験レッスンに行って、自分の子どもやそこにいる子たちが楽しそうにやっていれば、候補に入れればいいと思います。その後にどのぐらい英語力がつくのかとか評判とか、要素を加えて決定すると良いです。
まとめ
海外転勤に向けて子どもにできる準備としては、上に書いた以外では外国の学校について書いてある本を読んでみる、外国の料理を子どもと一緒に作ってみるなどがあります。身近に感じる、ポジティブな気持ちになれるようなことをするということです。
海外生活はそんなにあるチャンスではないので、できる準備をして良いスタートを切る、そして実り多い期間にできるとよいですね★
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