英検を受験する小学生が増えてきました。英検は小学生でも挑戦しやすく、目標にしやすい資格試験です。
小学生と言っても1年生は6年生からある訳で、6歳と12歳では全然違います。また初受験なのか一度は受けたことがあるかによっても緊張の度合いが変わってきます。
また普段通っている英語教室で受験するか、大人も受験する本会場で受験するかで雰囲気は変わります。
英検に対する私の意見は今後の記事で書くことがあると思いますが、今回の記事では前日&当日の準備について書きます。
前日にすること
持ち物の確認
本当は前日よりも前もってしていた方がいいのですが、前日になってしまうこともありますね。当日よりはいいです^^;
5・4級は受験票、3級以上は本人確認票と一次受験票
5・4級は英検協会から送られてきた受験票をしっかりバッグに入れておけばいいです。
3級以上の受験者には本人確認票と一次試験票がくっついたものが送られてきます(本会場の場合)。本人確認票には写真が必要です。忘れずに縦3㎝×横2.4㎝の写真を貼りましょう。本人確認票は二次試験の際にも必要です。一次試験後も大事に保管しておきます。
身分証明書
級によっては、学生証・運転免許証・健康保険証・パスポート等どれか提示することになるので、準備します。小学生だと健康保険証か持っていればパスポートになるかと思います。
HBの黒鉛筆
今まで何度も教室の生徒さんが受験していますが、持参した鉛筆がHBなのかBなのか2Bなのかの検査はありませんでした。
筆圧が弱くてマークが薄くなることが心配な場合は2Bも持たせることをおすすめいたします。
消しゴム
よく消える消しゴムを2個は準備しましょう。机から消しゴムが落ちてしまうこともあります。手をあげれば試験官が拾ってくれると思いますが、時間との勝負になる場合に備えて2つあると良いでしょう。(消しゴム一つだけと指示がある可能性もあります。)
腕時計
試験を行う教室の壁に時計がある場合とない場合があります。腕時計は持参した方が安心です。デジタル式ではなくあと何分か見ればすぐわかるアナログ時計をおすすめします。
(上履き)
土足OKの会場、土足禁止の会場とあります。土足禁止の会場では上履きを持参します。
(マスク)
1月受験の場合、毎年風邪やインフルエンザが心配です。マスクは付けておくとよいでしょう。
(ティッシュ)
1月受験の場合、咳や鼻水が出る子もいるでしょう。ポケットティッシュを持参しておくといいです。
使い慣れた単語帳など教材
試験開始前に少し時間があります。パラパラめくって復習しながら心を落ち着けられるものを持参してもよいでしょう。
会場と時間の確認
受験票(一次受験票)に記載されています。受付、教室移動、トイレなどを考えると着席時間の遅くとも1時間前には到着しておきます。
会場までの行き方は慌てないように前もって確認しておきましょう。英検の会場は敷地が広いところが多いです。実際の教室はバス停から離れている場合もあります。時間には余裕を持ちましょう。
睡眠をとる
自分の力が出せるよう、睡眠はたっぷりとります。早めに布団に入りましょう。
テスト勉強
過去問を解くのはいいか悪いか
前日に本番形式で過去問を最初から最後まで通すのはあまりおすすめできません。頭が疲れます。前日はリラックスして今まで学んだことをサッと復習するぐらいにとどめておきたいです。
でも準備不足で一回も過去問解いてないヤバイ!という時もあると思います。その場合はしてもいいですが、当日は試験が午後でも午前中に過去問を解くことは絶対にやってはいけません。
私は英語教室で英検を受けさせた時に細かくいろんなことをスケジューリングしていました。一人の女の子はそれまで教室でやっていた模試でもかなりいい点数を出していました。
もちろん前日・当日に模試を解かせるなんかしません。ところがその女の子のお父さんが当日の試験の午前中に家で模試をさせたらしいのです。
それを試験後にお父さんから聞いた時は思わず絶句してしまったのですが、その女の子は合格はしたものの模試の時のようなダントツのスコアは出すことができませんでした。
単語の復習
今まで覚えた単語の復習は前日のテスト勉強としておすすめです。記憶が新しいものとなり、自信が出るでしょう。
英検 for kids!に目を通す
年少者が受験する際に確認しておくべきことが英検協会の英検for kids!に書いてあります。当日の準備と心構えのところをチェックしましょう。
当日にすること
トイレ大を済ませる
いつも通り朝ごはんを済ませたら、トイレ大を済ませましょう(汗)小学生で試験途中にもよおしたら大変です。がまんも限界があります。
会場到着までの時間を計算してスケジュール通りに過ごします。時間には余裕を持ちます。
忘れ物がないかチェック
前日に持ち物は準備しているので、そんなに時間はかからないと思いますが、チェックしましょう。特に受験票、身分証明書、筆記用具は絶対に忘れないようにしましょう。
席は前の方に座る
受験番号でどの教室で受験するかは決まっています。その教室のどこの席に座るかは自由です。小学生だと、困ったときに試験官にすぐ気づいてもらえるように前の方に座ると良いでしょう。
試験問題を開封するにはシールをはがすことがあります。その時問題用紙がやぶれても交換はしないとなっています。シールをはがす時に困る可能性があります。
またリスニングの音声がよく聞こえるという利点もあります。
試験会場でもトイレに行く
上の級になればなるほど、試験時間は長くなります。その間トイレには行けません。家でトイレは済ませていても、試験会場でもトイレには行きます。
マークシートについて確認
何年生によっても違うと思いますが、マークシートにきちんと記入することは小学生にとって難しかったりします。今までやってきた記入通りするように、念を押すとよいでしょう。
(単語帳をパラパラ見る)
試験開始まで時間があれば使い慣れた単語帳などパラパラ見て、気持ちを落ち着けます。
付き添いの大人は励ます
やる気満々にさせる、自信をもたせる言葉は、その子によって違うでしょう。普段から接している親や先生は何が効くのかわかっていると思います。背中を押してあげます。受験者心得の放送が終わったら保護者待機室に移動して信じてあげるだけです!
まとめ
英検前日は慌てないように準備を万端にすることとリラックスすることです。当日は自信を持つ、自分の力を120%出せるようにやる気をみなぎらせることです。
先生や保護者の方など周りの大人は、これを頭に入れておけば、子どもへの声かけも合格の可能性を上げられるものになるでしょう。
最後まであきらめずベストを尽くしましょう!!
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